医学生なら、だれもが知っているといってもよい「病みえ」シリーズ。他の参考書とは違い、画像所見や、図による説明が多く、オールカラーの美しい参考書です。医学部では、この「病みえ」シリーズか、「ステップ」シリーズのどちらかを使って臨床科目の勉強をしている人が多いです。
この参考書は、前ご紹介したクエスチョンバンクシリーズと同じメディックメディアから出版されていて、そのレイアウトなどの対応を考えても(他の参考書に、病みえの参照ページが書いてあったりする)、医師国家試験対策に有効なのはもちろん、また、とてもカラフルでわかりやすいので、患者さんやナースが勉強するのにも適した参考書です。自分や周りの人が病気になった時、病気について調べてみたいけど、専門書は難しすぎて敷居が高いと感じるとき、このシリーズは、各臓器の解剖・役割から主な病気(症状、病因、検査所見、治療)まで、丁寧に説明されているので、まず最初に見てみるのに便利だと思います。
おすすめ度:★★★★★(勉強する上で、その分野でまず最初に揃えたい一冊)
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