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医学書LIBRARY

お勧めの医学書を科目ごと、診療科ごとにご紹介します。 医学生はもちろんのこと、ドクターや一般の方にも参考になればと思います。質問もお待ちしていますのでお気軽にコメントください。

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『ポケット正常画像 A to Z』(メディカルビュー社)

もうこれは、絶対買いの一冊です。すべての医学生のための、ネッターのアトラスの放射線画像バージョンといった感じです。CT、MRI、レントゲン画像が中心に掲載されています。心臓や脳は血管造影も載っています。

こちらは正常(病的ではないという意味)画像の、部位の名称が細かく書かれていて、見開きの左のページは生画像で、右のページには、部位別にカラーリングした画像と部位の名称が載っています。左側のページと右のページを交互に見ながら、部位の名称を覚えているかチェックすることもできます。なんといってもかなり細かいところまで名称が載っているので、とても実用的で医師になっても十分すぎるほど使えます。大きさもコンパクトでポケットにも入ります。

読影の要点や、病変についての追加解説なども載っていて、至れり尽くせりです。しかし、大学の生協などであまり見かけたことはないので、持っている人はそんなに多くないのではないかと思いますが、医学生や医師はもちろんのこと、医療従事者なら持っておきたい一冊です。

おすすめ度:★★★★★(既に画像が完璧な人以外は絶対おすすめです)

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