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医学書LIBRARY

お勧めの医学書を科目ごと、診療科ごとにご紹介します。 医学生はもちろんのこと、ドクターや一般の方にも参考になればと思います。質問もお待ちしていますのでお気軽にコメントください。

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「クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説 2015 vol.6: 保健医療・公衆衛生 」(メディック・メディア))

前回に引き続き、クエバンシリーズです。

こちらは、いわゆる公衆衛生学の過去問を集めたものですが、公衆衛生は、医師国家試験の「一般問題」の中で占める割合が多く、いわゆる得点源であるがゆえに、手つかずになると泣きを見る科目です。もちろん過去問をやることは大事ですが、なかなか系統的に理解するとなると、特に公衆衛生は法律などの知識もからんでくるので、過去問集だけで勉強するのは難しいです。過去問に加え、「サブノート」や「公衆衛生がみえる」で知識を整理し、「データ・マニュアル」で理解度をチェックするのが効率的な勉強法だと思います。

おすすめ度:★★★★☆(過去問自体はQBオンラインで解くのもおすすめ。)

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『ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson / 2nd Lesson』(SMS)

採血、ルート確保、バルーン留置などの基本的な医学手技が幅広く学べる良書です。ナース向け・研修医向けです。もちろん、臨床実習が始まる医学生にもおすすめの一冊。

手技解説の本というと、写真つきのものもいくつか出ています。具体的な手順を学ぶにはそのようなオールカラーのものを選べばよいですが、手順の説明があっさりとしすぎていることも多く、その点、こちらの「ねじ子Dr」のシリーズは、面白分かりやすく、手技のコツを解説してくれています。慣れているドクターにとってはなんでもないことでも躓きやすいのが新人ドクターですが、初めての手技に挑むにあたって注意する点・心構えなどが読みやすいイラストで描かれていて、初めての手技の予習時に熟読していけば、まず間違いない一冊です。

1st と2ndの2冊に分かれていますが、手技のレベル的には1stの方が簡単なので、まず1st Lessonを気に入ったら2冊目を買うという方法もありです。


おすすめ度:★★★★☆





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